さるらぼ★007
『ディフェンスのポイント[フォアチェック編]』(2004.10.19.tue

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「フットサルは人数が少ないので個人技が重要だ!」なんて見出しも最近は見なくなったような気がします。
そりゃー、チーム内全員の個人技がMAXだったら、きっと強いんでしょうね。

チームの力が同レベルくらいだと、個人技はもちろん、組織力が問われるのは当然のこと。
それは特にディフェンスにおいて、真価が問われるものだと思います。
オフェンスは個人の力だけで打開できる場合もありますが、ディフェンスはそうはいきませんよね。
世界最高峰のプレイヤーだって、2対1とか、3対1のような数的不利になったら、個人の能力だけで現状を打破することはできないでしょう。

ディフェンスのポイントは下記のようなものが考えられます。
【1】フリーで起点を作らせない。
【2】数的有利な状況を作り出す。
【3】中央を守り、サイドに押し出す。
【4】カウンターは時間を掛けさせる。
・・・ざっと、こんなところでしょうか。

全て前提として「ゴレイロのクリアランス」からプレーが始まっていることを想定しています。



【1】フリーで起点を作らせない。

これは主に「フォアチェックをしなさい」と言うことですね。
フリーでボールをキープされて、思ったようなパスを出されると非常に危険です。
「傷は浅いうちに」「攻撃の芽は早いうちに」摘み取っておきましょう。

またフォアチェックでプレッシャーを掛けることで、自軍の守備陣形が整う時間を与え、相手(ボール保持者)の動揺を誘うことで、パスの精度を下げることが主な目的です。
フォアチェックの基本は「ボールを奪うこと」ではなく「パスコースを制限すること」です。
ゴール方向へのパスコースを切り、横パスを出させるディフェンスが理想です。

もちろんそのままボールを奪い、ゴールを決めるのもいいんですが“ボールを奪うこと”に終始して、うかつに飛び込んだところをカワされて、抜かれてしまうのが最悪の結果であることは言うまでもないでしょう。


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