1.ボールを前に蹴り出すドリブルで
サイドを突破すると追いつく頃に角度が無くなる。
2.同様に中央でやると
後方のディフェンダーにカットされやすい。
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「フットサルでは足の裏を多用する」
こんなフレーズを聞いたことはありませんか? フットサルの場合、サッカーのようにボールを体の前に置いたままキープすることは稀です。
プロフェッショナルな解説は知りませんが、思うに「足元に止めておかないと、ボールを取られやすくなるから」ではないでしょうか。
ボールを体の真下(言い過ぎ?)に置いて、ディフェンスが足を伸ばしてきても“足でガード”出来る体勢にあるのが理想かもしれません。
サッカーと違い、フットサルではスペースにボールを蹴り出して自分で追い付くプレーはあまり実用的ではないようです。
それは「コートが狭い=ディフェンスとの間合いが近い=ディフェンス同士の距離も近い=ボールを蹴り出して走り込むスペースが狭い」から当然っちゃ当然です。
サッカーで見られるような「スピードで勝負するドリブル」よりも、「ボールを取られないドリブル」がチームに取って有益だと思います。
試合を通して見てみると、ディフェンスに対峙するドリブル(敵ゴール向き)よりも、ディフェンスを背負って背中で押し込むドリブル(体の正面が自陣ゴール向き)の方が重宝されます。
同時にPIVOなりトップの位置に入るような選手は、敵ゴール向きの姿勢でボールを貰おうとしてはいけません。つーかパス出しづらくてしょうがないです。
ピッチ上のどのポジションにいようとも、常に体の正面はボールを向いている状態。
これが基本でしょうね。
サッカー上がりの方に多いんですが、攻撃時にスペースに駆け込み「何で俺に出さないんだ!?」って主張することがありますが、フットサルにスペースはあって無いが如し。
すぐに潰されるか、フリーにさせられてるかのどちらかだと思いましょう。
ボールを貰うには“自分で作ったスペースで貰う”。
とにかく動け、ってことですね(笑)
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